「病院で、腰椎分離症と言われました。」そんなあなたのための腰椎分離症の「いろは」

こんにちは。

まあこです!

 

「病院に行って診てもらったら

腰椎分離症と言われました。」

 

説明はされたけど、

よくわからない!

 

そして、

どうしたらいいのかわからない!

 

そんなあなたに

今回は

「腰椎分離症のいろは」

お伝えします!

 

自分の現状を知って、理解することは、

治療をする上でとても大切なんです♪

 

正しく自分の現状を理解して

それに合った方法で

腰痛改善に取り組んでいきましょう!

 

これを知れば

☑自分がどうするべきなのかが分かる!

☑ストレッチや筋トレなどのリハビリの効果が上がる!

☑より早い腰痛の改善が期待できる!

 

では早速解説していきます♪

 

【腰椎分離症の基礎知識】

 

・腰椎分離症とは

腰椎分離症とは、

簡単に言うと「腰の疲労骨折」です。

腰を反ったり、回したりするストレスが重なることによって

一番細くて弱い部分(関節突起)に骨折が起こります。

発育期のスポーツ選手に多いケガの1つです。

 

・症状

腰を反ったときに痛みを感じたり、

背骨の出っ張っている部分(棘突起)を押すと痛みがあります。

 

・原因

腰を反ったり、回したりするストレスが重なることで起きます。

下半身のカラダの固さや、体幹の筋力不足、

過度に腰を反らせるような間違った動作の継続が要因となり

発生することが多いです。

 

・診断

エックス線・CT・MRIなどで診断を行います。

初期の場合はエックス線には映らないこともあるため

CTやMRIでの診断が有効です。

 

・治療

保存療法(コルセットなどを用いての安静や、運動などのリハビリ)が

基本です。

特に、骨がくっつく可能性が高い場合は、

腕などを折ったときと同様、安静にし固定をすることが大切です。

 

 

【ここは押さえておいて!治療に重要な筋肉】

 

腸腰筋

股関節の屈曲と外旋に作用する筋肉です。

この筋肉が硬くなっていると、後屈がしにくくなります。

 

ハムストリングス

太ももの裏側の筋肉です。

大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋で形成されています。

この筋肉が硬いと、腰椎分離症のリスクが上がります。

ハムストリング」の写真素材 | 7,071件の無料イラスト画像 | Adobe Stock

 

大腿四頭筋

ふとももの前面の筋肉です。

大腿直筋・内側広筋・中間広筋・外側広筋からなる筋肉です。

こちらも、ハムストリングス同様、

硬いと分離症のリスクが上がります。

大腿四頭筋のイラスト素材 - PIXTA

 

 

【お家でできる!簡単ストレッチ】

 

腸腰筋のストレッチ

①立ち膝の姿勢になります。

②そこから前にある足を1歩前に出して、体重をかけていきます。

③後ろの足の付け根あたりが伸びていたらOKです。

 

ハムストリングスのストレッチ

 

①あぐらの状態から、片脚だけを横方向に伸ばします。

②伸ばした脚のつま先を持ちます

③脚の方に身体を倒していきます

④太ももの裏側が伸びていたらOK!

 

大腿四頭筋のストレッチ

①足を伸ばして座った状態から、片脚を曲げます。

②体を後ろに倒していきます。

③太ももの前面が心地よくのびる位置まで身体を倒します。

④太もも前面が伸びていたらOK

 

【最後に】

あなたは、病院に行って

「腰椎分離症」だと診断されたかと思います。

1番大切なのは

「病院で言われたことをきちんと守ること」です。

 

そのうえで、

自分でできるストレッチや

軽い筋トレをやってみてくださいね♪

 

ストレッチはお風呂あがりがオススメなので、

今日のお風呂上りはストレッチをやってみましょう♪

そして、コルセットなどの固定をお忘れなく!